
先月までにお寄せいただいた皆様のご相談・質問の中から、厳選した内容を掲載しております。
こちらに掲載されたご相談・質問者は、さらにもう1回に限り、塾長の個別アドバイス(こちらも無料)をお受けいただくことが出来ます。
- 昨年始めたネットショップが好調で、そろそろ法人化したいと思っています。注意すべき点があれば、教えてください。
- 法人化のメリットは、節税や信用力ということにあります。また、社員を採用したり、事業を継続する必要性が出てきます。最近は法律(会社法)の規制緩和によって、法人化がしやすくなりましたが、一方で、廃業する企業の数も多くなっています。
ネットショップであれば、個人事業でも十分だと思いますが、法人の場合は、法人としての管理業務など煩雑な業務も増えます。このあたりを検討の材料にしてください。
- 私の主人はいわゆる会社人間で、休みの日もほとんど仕事に出ています。もっと家庭のことを考えてほしいと思うのですが、どうすればよいですか?
- 仕事をしなければならない理由はやはり多くの場合生計を立てることですので、一方的に、家庭を顧みないと決め付けるのは危険です。
まずは、休日出勤で帰宅されたあとに、休日出勤の労いの言葉をかけてあげてください。そこから会話は始まります。いきなり、家庭サービスをしてほしいというのではなく、徐々にご主人の気持ちをほぐしていく努力が必要だと思います。
- 主人に内緒で高額のブランド品をローンで買おうと思っています。もし私が支払いできなくなったら、どうなりますか?
- 民法という法律では、日常の家事に伴う買い物代金については、たとえご主人が知らない買い物であっても、奥さんに支払い能力がない場合は、ご主人が連帯して支払う義務を負うことになっています。しかし、日常の家事の範囲を超えてしまうような、高額なブランド品の購入を専業主婦がご主人に内緒でやってしまうと、法律上はご主人に支払い義務はない、としています。
つまり、専業主婦が支払できなくなった場合でもご主人に責任はありません。そのような場合は最終的に家庭が破綻しかねないわけですから、やはり無断での高額商品の購入はやめておくのが無難です。
- いろんな勉強をするためにはお金がいると思うのですが、専業主婦のため、自由にできるお金がありません。どうしたらよいでしょうか?
- インターネット環境さえあれば、お金のかからない勉強はいくらでもできます。また、新聞を読んだり、テレビの教養番組を観ることでも勉強はできます。公立の図書館を利用することも可能です。資格スクールに通うなど、どうしても一定のお金が必要な場合はやはり、勉強したいという熱意をもってご主人に相談するしかないと思います。
- 子育てから解放され、何か仕事を始めたいのですが、最初に何をすべきですか?
- まず、自分のキャリアのたな卸しです。
キャリアのたな卸しとは、過去の自分の職歴や能力開発(資格取得、技能習熟など)を書き出してみることです。
自分のキャリアと全くかけ離れた仕事につくのは難しく、継続できない可能性がありますので、やはりキャリアとの兼ね合いで仕事を探し始めるのがベターです。
一方、つきたい仕事に自分のキャリアが伴っていない場合は、それを埋めるための準備(例 資格・技能習得)が必要です。
また、仕事をする目的(短期の収入補填か自己のキャリアアップか)によっても、準備すべきことは異なりますので、目的を明確にしておくこともたいへん重要なことです。
- 主人の浪費癖を治したいのですが、何か良い方法はありますか?
- まずあなたが浪費だと思う理由を明確にしてください。ギャンブルで家計を圧迫している場合は別として、客観的にみても浪費だと言えるのかどうかを確認してください。
次にご主人の性格も影響することを考慮しなければなりません。自制心が弱い人なら、小遣いの額をあなたが決め、一定額以上は持たせないことも検討してください。これで軽微な浪費癖であれば克服できます。なお、家計を省みないほどの浪費なのであれば、問題は深刻ですので、離婚も視野に入れた話し合いにならざるを得ません。
- 子供の学習塾選びについて、アドバイスがほしいのですが。
- 少子化の時代を迎え、多くの学習塾が生徒獲得競争に動いています。有名中学にどれだけの合格者を送り込んだかが、学習塾評価のひとつの目安であるかのように思われがちですが、大事なことは学習塾に通うのは、母親ではなく、子供本人であることです。これを忘れてはいけません。
有名学習塾の多くは多人数での授業が中心です。学力レベルに応じたきめ細かな授業をしてくれる塾もあります。まずは、徹底的に情報収集することです。どの学習塾もよい情報は出しますが、悪い情報は出してくれませんので、やはり同じ立場にいる親同士の情報交換が重要になります。そして、ある程度情報収集ができた段階で、子供の意向を聞いてみるのです。低学年の場合はある程度親が判断せざるを得ない部分もありますが、それでも最後は子供の気持ちを大切にすることです。場合によっては「転塾」があってもよいと思います。
基本的にここでなければだめというものではありません。親のほうがあくせくしていても仕方ないことです。柔軟に考えましょう。
- 何か資格を取得したいのですが、どんな資格がこれから有望なのでしょうか?
- 資格取得を目指す主婦は年々増加しています。しかし、資格取得の目的をしっかり持っている人は意外に少ないのも事実です。
なぜ資格を取得するのか、資格を取得して、次はどうするのか、これが明確でなければ、資格は取れてもあまり意味がありません。世間で人気があるとか、就職に有利であるとか、さまざまな理由はありますが、大事なことはそれがあなた自身にあてはまるかということです。まずは、しっかりと資格取得の目的を明確にしておくべきだと思います。
- 主婦も日本経済新聞を購読すべきなのでしょうか?
- 現代の世の中にあっては、主婦も経済や企業の動向を知る必要があります。そのためには、ぜひとも日経新聞には挑戦してください。もちろん、ご主人の意向を無視してまで、日経新聞に乗り換えることは不要です。
手許に日経新聞がなくても、Web版の「NIKKEI NET」(無料)で十分です。最初は読むのが難しいと思いますが、徐々に慣れてきます。中には主婦向けに書かれた記事もありますので、最初はそういった記事から読むこともよいでしょう。続けているうちにきっと経済問題に精通してくるはずです。
- 子育てに追われ、自分の時間がなかなか取れません。どうしたらよいでしょうか?
- 確かに子育てはたいへんです。なかなか自分の時間がないと嘆く人は多くいます。ふたつの点からアドバイスができます。
ひとつは、子育ての時間というのは、子供とともに過ごす時間であり、子供の人生にとってかけがえのない時間であることです。子育てに対するあなたの考え方は、その後の子供の教育にも大きな影響を及ぼしますので、子育ての時間は自分の時間でもあるということを認識していただけたらなと思います。
もうひとつは、自分の時間で趣味など何か家事とは別のことをしたいという場合が考えられます。このようなときは、まとまった時間を確保しようとするのではなく、1日10分でかまいませんので、必ずこれをやるという時間を作ってください。10分くらいなら誰でも取れる時間だと思います。そして、徐々に10分を20分、20分を30分というように時間を増やしていってください。問題は、やるべき何かが明確にあるのかどうかです。明確にやるべきことがあれば、むしろ時間は作り出せるものであることを覚えておいてください。